EV「自動車保険料」英国70%増が示す「サブスク利用」の波、英国で将来見込まれる900万ユーザーの実態とは?
一括前払いを回避する新たな支払いモデルとして、サブスクが普及する可能性がある。英ワゴネックスの調査によると、英国の消費者900万人が将来的にサブスクの利用を検討するという。
車の支払いモデル

日本人の給料が30年間上がっていないことが問題になっている一方で、一般に収入が少ないはずの若者たちが、アルファードやヴェルファイア(ともにトヨタ)といった新車の高級車を乗り回している。
これは一括購入ではなく、月々の支払額が安く済む
「残価設定ローン(残クレ)」
を利用している人が多いからだといわれている。
3~5年といった契約終了まで支払いを続けても、売却が前提で残価が据え置きのため、車が自分のものにはならないが、また次の新車に簡単に乗り換えられるというメリットがある。本当の意味で“所有”することよりも、憧れの車をいますぐに“利用”できることを重視するスタイルだ。
高級車といえば、日本でも電気自動車(EV)の価格は高いが、導入が進む英国でも当然高い。すでに国による補助金も終了しているなか、EV本体購入の問題のみならず、自動車保険料の高騰が激しく
「72%の値上げ」
が起こっているのが現状であり、誰にでも買えるものではない。
そんななか、まとまった初期費用を回避できる新たな支払いモデルとして、自動車のサブスクリプション(以下、サブスク)が浸透する可能性が出てきている。
英国に拠点を置く自動車サブスクと保険の会社であるワゴネックスの調査では、英国の900万人の消費者が将来的に自動車のサブスクの利用を検討するだろうとしている。