「都心を着陸ルートに使うな」と住民反発! 羽田空港“新飛行経路”の効果はいかほどか?
東京都心上空を着陸時の飛行経路に使うルートは多くの住民が反発し、関連自治体も反対意見や元の海上ルートに戻すべきとする意見書を採択しているが、国の対策は依然進まない。
都心上空の安静

飛行経路と空域での問題点として、北からの進入機は早い時点で3000ftまで降下しなければならないため、多くの燃料を使うことになり非効率な運航となる。西からの進入機は横田空域があるため、東海沖から房総半島を経由する非効率的な飛行経路を飛行することになる。
新ルートは、年間の約4割を占める南風時での進入で
・新宿区
・渋谷区
・港区
・品川区
などの都心部上空を通過する到着経路の進入を開始する高度を引き上げている。例えば、さいたま市上空は3000ft(914.4m)から5000ftに、葛飾区上空は6000ft、渋谷区や新宿区上空は3000ftとなっている。
高度の引き上げにより、
「陸域全体への騒音の影響」
を抑え、周辺の飛行場に離着陸する航空機との安全間隔を確保している。この飛行経路は好天時のみで、悪天候の時は従来の飛行経路を飛行している。