「足のニオイが車内に充満」 タクシー運転手を悩ませる究極の「困った客」とは? 元経験者に本音を聞いてみた
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京都市内のタクシー会社に勤務していた元タクシー運転手に、いろいろと質問してみた。
夜のドライバーの泣かせの起きない客

夜のドライバーのA氏にとって、最も困るのは寝込んで起きない客だ。多くの客は、寝込んでいても大きな声をかければ起きてくれるそうであるが、なかには全然起きる気配すらない人も当然いる。
A氏によると、タクシードライバーの新人教育のとき、後々クレームや訴訟になることがあるため。
「客に触れるのは厳禁」
と教わった。ではどうするのか。
タクシードライバーの仕事に慣れてくると、起きなさそうな人かどうかなんとなくわかるようになる。さらには、危険を察知した時は話を盛り上げて寝させないようにするなど、ありとあらゆるテクニックが身につくという。しかしながら、いわゆる泥酔した客にはこの手段は使えない。どうしようもない場合は、頼りにするのは交番だ。
何度か警察のお世話になったうち、京都から大阪に連れて起きなかった客が、その筋の人だったことも。このときは警官が起こしてくれた上に、後々トラブルにならないように家まで後ろから付いてきてくれたそうだ。
過去に何度も警察のお世話になったことがある会社員を乗せたとき、部下がわざわざ遠回りして同伴してくれた(会社かその上司の命令だったらしい)。タクシードライバーとしては、料金的にも、寝込んで起きない客対策的にもうれしい話であるが、まれなケースにちがいない。