案内標識の文字フォントが「高速道路」「一般道」で異なる理由
案内標識は一般に、高速道路では緑色に白い文字、一般道路では青色に白い文字で表示される。高速道路では角ゴシック体、一般道では丸ゴシック体である。
視認性向上の取り組み

NEXCO東日本によると、2023年9月時点で高速道路や一般有料道路を利用している車両は304万3404台と報告されている。利用者数の増加にともない、一般道から高速道路を利用して目的地に向かう機会も増えていることがうかがえる。
そのため、一般道では高速道路の入り口に近づくと、ドライバーを誘導するために高速道路用の緑色の標識が現れる。また、高速道路の入り口の手前には、高速道路の入り口を示す緑色の標識が多く設置されており、ドライバーは道を間違えて入ってしまうことがないようになっている。そのため、一般道でも高速道路の緑色の標識を見かけることが多くなってきている。
また、NEXCO東日本のウェブサイトの「ドライブまめ知識」では、道路標識の文字について次のように解説している。
「NEXCO東日本の高速道路で使用されている案内標識は、ご利用いただくお客様の視認性を向上させるため、平成22年(2010年)にフォントと文字のサイズの変更を行いました
」
案内標識の大きさや基本的なレイアウトは変わりはないが、「文字の大きさ」を大きくし、「字体」を読みやすいものに変更したという。2010(平成22)年以降、新しく設置される標識や老朽化により更新が必要な標識には新しい文字が使用されると記載されているので、今後も変更は続くと思われる。
高速走行時には、瞬時に認識しなければならないため、よりわかりやすい文字への変更はドライバーにとってありがたいだろう。
最近は逆光対策や英語表記など、案内標識も日々進化している。今後、レタリングの違いだけでなく、ドライバーにとってどのような変化があるのだろうか。