開通前の新東名でどうぞ 「自動運転時代に向けた路車間協調実証実験」協業者募集へ

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NEXCO中日本が開通前の新東名高速を活用し、自動運転社会に向けた路車間通信サービスの共同実証実験者の募集を始めた。道路インフラの将来の姿を、自動車側のプレイヤーと検討する。

道路側のインフラ整備に関与する貴重な機会に?

路車間通信技術を用いた高速道路の高度化イメージ(画像:NEXCO中日本)。
路車間通信技術を用いた高速道路の高度化イメージ(画像:NEXCO中日本)。

 NEXCO中日本は2021年12月22日(水)、新東名高速の建設中区間で行う「高速道路の自動運転時代に向けた路車協調実証実験」の共同実験者を公募すると発表した。

 道路側のインフラとクルマが通信する路車間通信技術を用いた高速道路の高度化メニューや新規ビジネスの創出も検討する。実験の具体例として同社が想定したのは、以下の7つのユースケースだ。

・路上障害情報の後続車への提供。
・路面状況や走行環境に応じた最適な速度情報等の提供。
・車載センサ等を活用した維持管理情報や運行支援情報等の収集・提供。
・コネクテッド車の緊急停止時における遠隔監視、操作。
・交通状況に応じた情報提供による高速道路ネットワークの最適化。
・交通状況に応じた車群制御情報の提供による交通容量の最大活用。
・目的地別の追随走行支援。

 これらに加えて、実験参加希望者からの提案も受け付ける。また、この実証実験は国土交通省および国土技術政策総合研究所が実施している「自動運転の普及拡大に向けた道路との連携に関する共同研究」とも連携していく予定という。

 公募期間は2022年2月15日(火)16時まで。実験は2023年度に約1か月を想定している。

 実験区間は、新秦野IC~新御殿場IC間のうち、小山PA(小山スマートIC併設)の前後約4km。ちなみに、新秦野IC~新御殿場IC間は2023年度の開通が目指されていたものの、2021年12月の連絡調整会議で、それが困難と判断されたばかりだ。