アクセル・ブレーキの「踏み間違い」事故、多いのは高齢者だけじゃなかった! 防止には急発進抑制装置が必要だ

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アクセルペダルとブレーキの踏み間違いによる事故は、2018年から2020年にかけて年間約1万件発生しており、1日あたり約10件発生している計算になる。

ミスが発生しやすい状況

自動車(画像:写真AC)
自動車(画像:写真AC)

 では、どのような状況でドライブレンジやハンドル操作のミスが発生しやすいのだろうか。

 近年、駐車スペースでのペダル操作ミスが増えている。駐車スペースや出入り口を探しながらの運転は、アクセルとブレーキの踏み替えや速度調整の回数が増える。また、脇見運転も増える。その結果、ハンドルやアクセル、ドライブレンジの操作が多くなるため、情報処理が複雑になり、ペダル操作ミスも増える。

 こうしたペダル操作ミスを防ぐために、次のような運転方法が推奨される。

・前進と後退はクリープ現象(AT車でDやRレンジで緩徐に自動走行する現象)を使い、ブレーキペダルを中心に操作する
・冷静な対応を心がける
・運転前にハンドル、アクセル、ペダル、ドライブレンジの位置を再確認する
・運転に集中する

 運転席に座ったら姿勢を正し、アクセルペダル、ブレーキペダルの位置を再確認する。カーナビやオーディオの設定は停車中に行い、走行中は触らない。つまり運転に集中して駐車場を走行することが大切である。

 特に白線内での停止は、アクセルとブレーキペダルの切り替えや、RとDのドライブレンジを交互に切り替える必要があるため、注意が必要だ。

 一方で、ドライバーの安全運転には限界があるのも事実だ。技術の進歩である急発進抑制装置は、事故率を下げる効果があるのだろうか。

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