三条タクシーSNS炎上の深淵 公式アカで堂々&無邪気な「性的投稿」、時代遅れな“昭和ノリ”の耐えられない軽さ
新潟県三条市にある三条タクシーの女性ドライバーに関するSNS投稿が波紋を呼び、謝罪、社長辞任と展開している。いったい何が問題なのか。
SNSへの問題投稿で社長辞任
三条タクシー(新潟県三条市)の女性ドライバーに関するSNS投稿が波紋を呼び、謝罪、社長辞任と展開している。
発端となったのは、
「女性が運転手になることがまだ少し抵抗のある時代だからこそ、彼女は勇気を出して入ってくれた。今うちには3名の女性ドライバーが居るが、全員20代である。ちなみに、全員めちゃくちゃ可愛い。繰り返す。全員めちゃくちゃ可愛い。他の2人はSNSで顔出しをしていないので、乗れたらラッキーです」
という投稿だった。
過去には女性ドライバーの水着姿や性的な消費を狙った投稿も多数確認されており、これらは社長自身が撮影、投稿したといわれている。
女性ドライバーはSNSで人気を博し、10万人のフォロワーを持つまでになった。さらには「三条市ふるさと観光大使」として2022年から1日警察署長、講演、テレビ出演を含めたメディア露出など、さまざまな活動を行ってきた。東京都産業労働局も、タクシー会社の売り上げへの貢献や地域活性などを理由に、成功事例として取り上げていたほどだ。
この騒動で女性ドライバーはふるさと観光大使を辞任した。これまで彼女をふるさと観光大使としてきた三条市の良識も問われるが、今回は三条タクシーの問題に焦点を当てたい。