大雨浸水被害に大活躍 キャタピラ装着「水陸両用車」をご存知か
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観光事業などにおいて活用されている水陸両用車だが、実は他の用途でも利用できるため“貢献度の高い車両”として注目を集めているのだ。では一体どのような場面で役立っているのか。
自動運転技術とのコラボで広がる可能性

水陸両用車は自動運転技術とコラボして、さらに活躍の場を広げようとしている。埼玉工業大学(埼玉県深谷市)は日本財団の無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」に参加。同プロジェクトでは2025年までに無人運航船の実用化、そして2040年までに国内を走る船の50%が無人運航船となることを目指している。2022年3月に行われた実証実験では、水陸両用バスの自動運転による入離水・水上航行を達成した。
水陸両用のモビリティが自動運転により陸上と海上をシームレスに移動できることの可能性は大きい。過疎化が進む離島などへの人や物の移動を効率化することに貢献できるからだ。また運転手の人材を確保しなければいけないという問題も解消できる。
というのも、日本における水陸両用車の運転には車両と船舶両方の免許が必要になるため、ややハードルが高い。しかし自動運転化が進めば、両方の免許を取得している人や、それなりの運転技術がある人をわざわざ見つける必要がなくなるのだ。
なお、2021年にグローバルインフォメーション(神奈川県川崎市)が発表したプレスリリースでは、
「水陸両用車の市場規模は、2019年には27億4030万米ドルでしたが、2020年から2027年にかけて8.5%のCAGR(年平均成長率)を記録し、2027年には50億2910万米ドルに達すると予測されています」
といった記載が。世界的にも水陸両用車の需要が高まっている。
観光や災害救援、物流など、活躍の場を広げる水陸両用車。自動運転技術との組み合わせにより、さらなる利用法が生み出される可能性にも期待していきたい。