バイクに「希望ナンバー制」導入へ そもそもなぜ今までなかったのか? という素朴な疑問

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国土交通省は2023年6月、バイクの希望ナンバー制導入を検討する方針を明らかにした。そもそも、なぜこれまで導入されていなかったのか。

希望ナンバー制導入で今後はどうなる

大多数が「バイクの希望ナンバー制」を求めている(画像:写真AC)
大多数が「バイクの希望ナンバー制」を求めている(画像:写真AC)

 いくつかの課題点が残されているものの、国土交通省内でのワーキンググループが結成され、いよいよ前向きに検討され始めている。もし本格的に導入されることになった場合、バイク愛好家や乗り手にはさまざまなメリットがもたらされるのではないか。

 まず第一に、個性や趣味を反映させることができるようになる。自身の好みやスタイルに合わせてオリジナルなナンバープレートを選択することで、バイクの愛着をより一層持てるだろう。

 今回の件に関して、インターネット上では

「バイクの排気量やバイク名の数字とおそろいにしたかったので、導入されたらうれしい」
「多少高くついても、希望のナンバーにしたい」

といった喜びの声が続出している一方で、

「特にこだわってないし、興味がない」
「覚えやすくしても、使用用途があまりない」

などの声も。全てのバイクユーザーが求めているわけではないようだ。

 とはいえ、今回の導入によって、バイクのカスタマイズ方法がさらに広がるため、新たな波及効果が期待できるのは間違いない。国土交通省のワーキンググループは、本格導入を2~3年先の実現をめどに計画を進めている。今後の展開に注目したいところだ。

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