EVのF1「フォーミュラE」、2024年の東京開催は本当に成功するのか? エンジンサウンド無きジレンマと経済活性策としての大きな可能性とは

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2024年3月、「フォーミュラE」が日本で開催される。その展望と課題とは。また、新たな経済活性策になりうるだろうか。

訪日外国人への訴求となるか

フォーミュラE(画像:日産自動車)
フォーミュラE(画像:日産自動車)

 東京で開催されるフォーミュラEが成功するかどうか。それは本番までにいかにしてプロモーション活動を強化するかに掛かっている。シリーズの魅力について、フォーミュラEを今まで知らなかった層にもわかりやすく伝えることができるか。ポイントはまさにそこにある。

 また前述のとおり、開催コースは東京ビッグサイト周辺というのが有力だ。ただし道路幅などに余裕がある一方、東京湾岸地区の重要な物流ルートでもある。公道レース開催ともなれば、コース自体はコンクリートフェンスやタイヤバリアーなどで完全に閉鎖しなければいけない。ある程度の収容力がある観客席の仮設も必要だろう。

 そうした施設の準備と撤収にどれほどの日数を要するか。その辺りも物流に支障が生じないレベルで十分に検討する必要があるだろう。

 物流の障害になりにくいという意味では、丸の内のオフィス街や外堀通り周辺などの方が適しているようにも思える。周辺には有名ホテルなどもあり、インバウンドを呼び込む上でも大きなセールスポイントになるかもしれない。

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