職業ドライバー大ピンチ? 今後「睡眠不足」だけで違反対象になったら、この業界で食べていけるのか

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睡眠不足がパフォーマンスに影響を与えることは体感としてわかるが、運転に関してはどれくらい危険なのだろうか。

もしも日本に導入されたら

東京の道路(画像:写真AC)
東京の道路(画像:写真AC)

 もしも日本で睡眠不足が違反となり、交通事故の判定に使われるようになったら何が起こるか。研究者らは5時間未満の睡眠を特に危険としているので、ここが境目になる可能性がある。

 睡眠不足は飲酒運転と同様の取り扱いになるので、「飲んだら乗らない」が浸透したように、

「寝ていないなら乗らない」

が現時点の想像を超えるほど定着するだろう。

 例えば一般ドライバーで車通勤をしている人が、前日は予定通りベッドに入ったにも関わらず、あまり眠れないまま朝を迎えたとする。それに備えて公共交通機関で出掛けられるよう、今よりもずっと早く起きることになるかもしれない。それならまだいいが、公共交通機関では通えなくて欠勤で収入が減ることも考えられる。

 それは職業運転手であれば、もっと影響が大きいだろう。

 今でも日本では、2018年6月からタクシー、バス、トラックの乗車前に運転手に睡眠不足か確認するよう事業者に義務付けているが、科学的な証明がないので

「本人の回答次第」

になっているものと思われる。

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