コロナ後のインバウンド誘致 「アニメ聖地」「花の名所」が強力なカギになるワケ

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インバウンドの訪日目的として、自然や景観が上位にランクインしている。これを踏まえて、国内の観光地は「フラワーツーリズム」に注力すべきではないか。

アニメを入り口に

秩父市の羊山公園で見られる美しい芝桜のじゅうたん(画像:観光庁)
秩父市の羊山公園で見られる美しい芝桜のじゅうたん(画像:観光庁)

 フラワーツーリズムをうまく活用した事例を紹介しよう。

 埼玉県秩父市は、アニメの聖地と呼ばれるほど多くのアニメの舞台になっている。例えば

『心が叫びたがってるんだ。』
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』
『空の青さを知る人よ』

などがある(以下、『ここさけ』『あの花』『空青』)。

 そして秩父市は、春には桜、夏はサルスベリ・花ハス、秋には紅葉、冬は福寿草といった具合に、1年を通して四季折々の美しい花が見られる名所でもあるのだ。

 特に、羊山公園で見られる「芝桜の丘」はひとつの観光ポイントとなるだろう。多彩な芝桜がデザインされた姿は見事なものである。芝桜は4月中旬から5月上旬が見頃とされており、この時期になると大勢の観光客でにぎわっている。

『あの花』の第2話ではこの羊山公園が登場しており、アニメを通して秩父市の情景が描かれている。また、『あの花』10th Anniversary EVENT では、アニメ誕生10周年を記念してイベントが開催された。このように、アニメ放映開始から10年が過ぎてもなお、聖地巡礼のツアーとして、ファンを楽しませている。

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