コロナ後のインバウンド誘致 「アニメ聖地」「花の名所」が強力なカギになるワケ

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インバウンドの訪日目的として、自然や景観が上位にランクインしている。これを踏まえて、国内の観光地は「フラワーツーリズム」に注力すべきではないか。

フラワーツーリズムが最適なワケ

インバウンドのイメージ(画像:写真AC)
インバウンドのイメージ(画像:写真AC)

 訪日の目的として自然や景観が上位にランクインしていることを踏まえて、今後、国内の観光地は

「フラワーツーリズム」

に注力するのがいいのではないかと、筆者(佐野響、フリーライター)は考える。

 フラワーツーリズムとは、明確な定義はないが、2005(平成17)年に開催されたフラワーツーリズムの推進に関する共同声明記者発表によると、

・花を生かした潤いのある豊かな観光地づくりを推進すること
・花を生かした新しい魅力をもった旅行を促進すること

などとされている。

 例えば、春の時期であれば、花見が該当する。特に中国や台湾など近隣のアジアでは、桜ブームが到来している。桜の名所でアジア系の外国人を見かけたことがある人も多いのではないだろうか。桜の木の下で満開の花とともに食事を楽しむ行事は、アジア人のあいだでも流行しつつあるのだ。

 花が咲き乱れるなかでの食事や交流は、友人らとの思い出作りになる。また、色鮮やかな色彩は写真映えするため、インスタグラムなどのSNSに投稿する観光客も多いだろう。日本の風景が多くの人に瞬時に拡散されることになるので、花は日本の自然の美しさをアピールするための最適な材料ともいえる。加えて、花にはヒーリング効果があり、見るだけで癒やされる。

 フラワーツーリズム単独ではインパクトに欠けるというのであれば、フラワーツーリズムをアニメや漫画の「聖地巡礼」と掛け合わせてもいいだろう。日本に旅行を決めたきっかけのひとつに、アニメや漫画を挙げる外国人は非常に多い。

 物語に出てきた景色に自分も浸りたい、という思いは筆者にも十分理解できる。アニメや漫画に登場したシーンを目の前に、日本食を楽しむというツアーがあれば、多くの外国人が申し込みに殺到するのではないだろうか。

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