交通事故は“日没前後”に急増! 身を守るために再注目の「反射材」 夏の行楽シーズンに向けて考える

キーワード :
, ,
交通死亡事故は、日没時刻の前後1時間に起きやすい。それを防ぐ策のひとつに、歩行者が車に気づいてもらえるよう、反射材を身に着けることがある。

反射材を使って自分の身を守る

反射材着用時は、遠くからでも視認しやすくなり事故防止につながる(画像:日本反射材普及協会)
反射材着用時は、遠くからでも視認しやすくなり事故防止につながる(画像:日本反射材普及協会)

 運転者がスピードを落とし、事故を防ぐのはもちろんのことだが、歩行者や自転車側も事故から身を守る工夫をすべきだ。

 そのうちのひとつとして、歩行者らが車に気づいてもらえるように、反射材を活用するという方法がある。反射材とはその名の通り、車や街灯などのライトを反射させる素材のことだ。

 先ほども話したように、ドライバーが危険を察知してから止まるまでの停止距離は、スピードが上がるほど長くなる。時速60kmほどであれば、その距離は44mにまで及ぶ。一方、夜間の車からどのくらい先にいる歩行者が見えるかといえば、

・黒っぽい服装の場合:約26m
・白などの明るい服装の場合:約38m
・反射材を着用した場合:57m以上

だという。

 つまり、時速60kmで走行中の車がブレーキを踏んだ場合、通常の服装であれば間に合わずに接触してしまう可能性が高いが、反射材を着用していれば接触を免れる可能性が高いということだ。

 反射材は工事現場の作業服やランドセルなどに使われているが、通勤時など日常的に身に着ける大人はそう多くないのが実情だ。子どものころに学校などで反射材が使用された手首用ベルトが配布されたことがあるだろうが、正直、大人になっても身に着けられるかというと、デザイン的に抵抗がある。

 そんななか、大人でも気軽に使えるような、おしゃれな反射材を使った衣服が登場した。

全てのコメントを見る