後方確認大丈夫? ボルボ「ポールスター」の新型EVがリアウインドーを取っ払った理由

キーワード :
, ,
ポールスターが先日、この秋から販売するニューモデルとして「ポールスター4」を発表。非常にユニークなデザインで大きな注目を集めることとなった。

リアウインドーレス化に対する懸念点

ポールスター4(画像:ポールスター)
ポールスター4(画像:ポールスター)

 さて、ここまではポールスター4のリアウインドーレス化に対して、そのメリットを列記してきたわけだが、当然ものごとには逆の見方もある。

 試乗したわけではないのでその機能面についての言及は現時点ではできないが、外観上での懸念を列記して行きたい。

 まず空力性能についてだが、ボディ上面の優れたライン処理とは裏腹にディテールのツメの甘さが垣間見える。具体的にはまずドアミラーだ。空力性能の向上をうたうわりに、この箇所のデザインは普通過ぎる。この部分を液晶モニター化しなかったことは理解に苦しむ。

 かつてはその使い勝手の悪さが指摘されることが多かったドアミラーモニターながら、最新技術であればよりよいものが何とかなったはずである。空力性能についてはフロントグリル周りやボディサイドなどのムダなデザインも気になる。特にフロントグリルのムダなデコレーションは空力的には百害あって一理無しだ。

 さらにリアウインドーを廃したということは、ボディにおけるガラスの使用量を減らしたということを意味していたと思ったのだが、実はそうではなかった。

 ちなみにガラスはボディを形作る材料の中では極めて重く、しかも軽量化が困難な材料である。その使用量を減らすことは、そのままボディの軽量化を意味していた。しかしポールスター4はリアウインドーを廃した代わりにガラスルーフを採用してしまった。

 おそらくプレミアム的な商品性を付加するためだったのだろうが、せっかくの軽量化のチャンスをムダにしてしまったのは解せない。

全てのコメントを見る