深夜ドライバーのオアシスだった“ラジオ番組” 「走れ!歌謡曲」「歌うヘッドライト」の記憶再び、あなたはどちら派だった?
夜を走るドライバーの「オアシス」だった深夜ラジオ番組。その歴史と今を考える。
深夜ラジオは「死語」となるか

総務省の2021年の情報通信白書に、ラジオ聴取の平均利用時間に関する面白い調査結果が出ている。
●ネット利用とラジオ聴取の平日の平均利用時間の比較(2016年 → 2020年)
・20代:ネット155.9分 → 255.4分 ラジオ16.8分 → 4.0分
・60代:ネット46.6分 → 105.5分 ラジオ23.4分 → 18.5分
・全世代:ネット99.8分 → 168.4分 ラジオ17.2分 → 13.4分
20代のネット利用平均時間の増加と、ラジオ利用平均時間の減少の著しさに目をひかれるが、全世代でも、ネット利用の増加、ラジオ利用の減少はトレンドとなっているのだ。ただ、本調査のネット利用の定義が
「機器を問わず、メール、ウェブサイト、ソーシャルメディア、動画サイト、オンラインゲーム等、インターネットに接続することで成り立つサービスの利用を指す」
とされているため、ラジオ配信アプリがどちらにカウントされているかで数値の見方が変わり、判断保留の余地はある。
どちらにせよ、ラジオはもはやコマーシャルを通じた企業間の競争だとか、放送局同士の競争といったレベルではなく、インターネットなどのほかの娯楽手段との争いを強いられている。このまま、好きな音楽を好きな時に聞くことが当たり前となれば、深夜ラジオも死語となるのかもしれない。
その上さらに、AMラジオ放送のFM転換が予定されている。近い将来、あのAMラジオ独特の雑音混じりというか、レトロで少しもの悲しさを感じさせるような音が聞けなくなるのは、深夜ラジオのオールドファンには寂しい限りである。
最後に、あなたは
・いすゞ歌うヘッドライト派
・走れ!歌謡曲派
どちらだっただろうか? 深夜ラジオ番組の思い出を教えてください。