自動車税がかからない? コロナで注目「トレーラーハウス」に住むメリットとは

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コロナ禍で注目されたトレーラーハウス。今後新たに普及するか。

注目されている理由

新型コロナウイルスなどの感染症対策に使われている医療用トレーラーハウス「MEDICAL-CUBE NP12」(画像:トレーラーハウスデベロップメント)
新型コロナウイルスなどの感染症対策に使われている医療用トレーラーハウス「MEDICAL-CUBE NP12」(画像:トレーラーハウスデベロップメント)

 トレーラーハウスが支持される理由が、主に次の五つだ。

・住居、店舗を建てるよりローコストで購入できる
・市街化調整区域(一般的に建物の建築ができない地域)でも設置できる
・移動ができる
・建築確認が必要なく各種規制も受けない
・さまざまな用途に使用できる

 まずローコストについて。あるメーカーは新車で300万円台からとされている。また別メーカーのウェブサイトでは、中古の場合約400万円から、新築の場合は約800万円から購入できる。

 そのため、事務所/レストラン/美容院/介護の現場などを新設する際、新しく建物を建てるよりハードルが低くなる。さらに、以前は外国産を輸入するしかなかったが、国内メーカーも増えている。各社がこだわりを持って作っていることから、さまざまな選択ができるようになってきている。

 続いて市街化調整区域(いわゆる建造物が建てられない土地)に関してだが、このような区域でもトレーラーハウスは設置可能である。というのもトレーラーハウスは車両扱いとなり、建造物の扱いを受けない。そのため、事務所や休憩所として利用することができるうえに、建築物としての法的規制を受けることもないというわけだ。

 また移動が可能なことから、災害時の支援の拠点/福祉避難所/医療提供の場としても利用されている。毎年のように災害に見舞われる日本では、災害時/緊急時にも活用できるものとして認識され始めている。実際、熊本地震のときには福祉避難所として利用された。

 さらに昨今では、住居としてだけでなく、店舗/事務所/美容院/エステサロンなど、工夫次第ではさまざまな用途で使用可能となる。コロナ禍による患者の診療のため、完全抗菌塗装されたトレーラーハウスなどを展開しているメーカーなども出てきている。

 これらの理由から、トレーラーハウスは

「何かと使い勝手の良い構造物」

として注目を集めている。

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