「ストライキ = 過去の産物」は大間違い? イギリスでは「鉄道マン」が怒る!怒る!怒る! しかも国民は支持、いったいなぜなのか

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日本では“過去のもの”と思われている「ストライキ」が、イギリスでは鉄道や学校、放送局などさまざまな業種、職種で行われている。しかも国民は支持しているという。なぜなのか。

さまざまな業種、職種でスト

ロンドンの交通(画像:写真AC)
ロンドンの交通(画像:写真AC)

 2023年3月15日、日本では春闘の集中回答日を迎え、大企業の満額回答が続いたと報じられた。

 春に賃金引き上げなどを団体交渉する春闘方式は1956(昭和31)年に始まった。

 春闘といえば、昭和の時代は国鉄をはじめ、ストライキを伴うことが珍しくなかった。日本で初めて鉄道ストライキが行われたのは1898(明治31)年2月24日と歴史は古い。

 しかし21世紀ではほとんど聞かれなくなり、近いもので大手鉄道会社の電車の運行を止めるに至ったのは2014年3月の相模鉄道労働組合によるもので、24時間決行予定だったものの数時間で終わった。

 日本では、ストライキは「時代にそぐわない、過去のもの」といった印象があるかもしれない。

 海外に目を向けると、イギリスでは、2022年から鉄道ストライキが頻発している。鉄道だけでなく、医師・看護師・救急隊員といった医療従事者、郵便局員、運送業者、倉庫の従業員、弁護士、公務員とさまざまな職種の労働者がストライキを起こした。看護師のストライキは史上初だという。

 電車が動かない、何千もの学校で授業が行われない、国営放送であるBBCのローカル・ラジオやテレビ、デジタル・サービスが中断されるといった事態が、この2023年に発生し、国民の日常生活に支障を来したのだ。

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