新潟の珍現象? 冬になると車が「黄ばみ」やすくなるワケ

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新潟県の一部では、車のボディが黄ばみやすいという。いったいなぜか。

黄ばむ原因

雪国の中でも特にボディが黄ばみやすい?(画像:写真AC)
雪国の中でも特にボディが黄ばみやすい?(画像:写真AC)

 白い車で特に目立つのが、ボディの黄ばみだ。フェンダー(タイヤを覆うように取り付けられたパーツ)などが黄ばんでいるのを見ると、他人の車でもガックリする。

 黄ばむ原因は

・紫外線
・水あか
・道路から舞い上がる鉄粉

などさまざまだ。こういった現象はもちろん全国的なものだが、特に新潟でよく見られる。その原因は、新潟の公道で取られているさまざまな積雪対策にある。

 降雪が多い地域の積雪対策は、除雪車が雪かきをして、路面凍結防止のために融雪剤を散布するのが一般的だ。この融雪剤の主成分は塩化カルシウムや塩化ナトリウムで、簡単にいえば、塩を道にまいて雪や氷を溶かしている。

 しかし新潟では、一歩進んだ対策を採っている。それが「消雪パイプ」だ。

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