電車内の迷惑行為、「関東」「関西」で大きく異なるワケ
「駅と電車内の迷惑行為ランキング」は年数ごとのランキングを見比べてみると、ある変化が起きている。関東と関西の違いは?
関東と関西で異なる迷惑の性質

日本各地では電車内における迷惑行為が絶えないが、関東と関西では迷惑に感じる行為がやや異なるようだ。
日本民営鉄道協会が行った同調査(2022年度)では、関東私鉄9社と関西私鉄5社で比較。関東は1位「騒々しい会話・はしゃぎまわり」、2位「座席の座り方(詰めない・足を伸ばす等)」、3位「乗降時のマナー(扉付近で妨げる等)」の順であったのに対し、関西は
・1位:荷物の持ち方・置き方
・2位:騒々しい会話・はしゃぎまわり
・3位:座席の座り方(詰めない・足を伸ばす等)
という結果となった。
このように東西で結果が異なるのは、地域性の違いがあるからだ。実際、関東と関西ではそれぞれ迷惑行為防止の策が講じられている。
例えば関東は比較的人の流れが多いため、JR東日本や関東私鉄は、新型コロナウイルスのまん延防止策として会話を控えるよう呼びかけている。一方、関西では関東ほど人は多くないものの、リュックサックなど大きな荷物が普及・多様化したため、関西の鉄道事業者20社局合同で、荷物の持ち方に関する啓発活動が行われている。
こういった活動を見ると、関東の1位と関西の1位の結果には納得いく。