滋賀に新たな物流センター開設へ 大和物流

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大和ハウスグループの大和物流は、滋賀県湖南市で新たな物流施設を開設すると発表した。

12月稼働目指す

新物流センターの完成予想図(画像:大和ハウス工業)
新物流センターの完成予想図(画像:大和ハウス工業)

 大和ハウスグループの大和物流(大阪市西区)は1月25日、滋賀県湖南市で新たな物流施設「(仮称)滋賀物流センターIII」を開設すると発表した。同日着工し、2023年12月の稼働開始を目指す。

 同社は、全国有数の工業県である滋賀県で、建材や住宅設備機器などを中心に、同県内で生産・加工される製品の調達物流や販売物流を行っており、2018年からの直近5年間で「滋賀物流センター」や「滋賀物流センターII」、「滋賀竜王物流センター」を開設。今回、さらなる物流需要に対応するため、滋賀県4拠点目となる物流施設を開設することにしたという。

 新たな物流センターは、土地所有者である丸松商事(大阪市港区)が新たに開発する物流施設を大和物流が賃借し、運営。開設後は、関西エリアに拠点を置くメーカーや流通業者向けに、建材や産業機械、電子機器など幅広い貨物を取り扱う予定。

 新物流センターは、名神高速道路「竜王インターチェンジ」から約6km、「栗東湖南インターチェンジ」から約12kmといった好立地に加え、湿気やほこりが入りにくく、貨物の衛生管理がしやすい高床式倉庫であることなどが特徴。同社の既存の物流センターとも連携しやすい位置にあるのも強みだ。

 敷地面積は6640.02平方メートル、延べ床面積は8794.00平方メートル。鉄骨造り、地上3階建て。

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