JVCケンウッド、防じん・防水仕様の「ドラレコ」開発 鉄道・二輪・船舶分野で利用可
JVCケンウッドが、防じん・防水仕様の通信型ドライブレコーダー(モビリティカメラ)を開発したことを発表した。
外部システムとの連携を自由にカスタマイズ

JVCケンウッド(神奈川県横浜市)は1月18日、防じん・防水仕様の通信型ドライブレコーダー(モビリティカメラ)を開発したことを発表した。
2輪や船舶、電車など、さまざまなモビリティ分野で利用できる。顧客のニーズに応じて外部システムとの連携を自由にカスタマイズでき、短期間でのIoT・AIベースのテレマティクスサービス開発を可能とする。また、JIS防じん保護等級6級・防水保護等級7級(IP67)に相当する。
同製品は過酷な状況下においても、フルハイビジョン(HD)画質/広角撮影、HDR対応で高画質な映像記録を実現する。加えて、汎用(はんよう)基本ソフト(OS)の採用により、衝撃検知や運転支援機能などの独自アプリケーションもオプションとして組み込める。
また、同社開発のSoftware Development Kitにより、フリートマネジメントシステムをはじめ、さまざまなシステムとデータを容易に連係できる。そのため、短期間でのIoT・AIベースのテレマティクスサービス開発を可能とする。さらに、LTE、Wi-Fi/Bluetooth通信に対応するとともに、スマートフォンなどのデバイスとの接続もサポートしている。
近年、さまざまな乗り物において映像記録の機運が高まり、車内だけでなく車外、屋外に対応したドライブレコーダーへの要望が多く寄せられていた。