太陽光発電パネルを路面に直接設置 シェアサイクルの充電に、長野県のドコモ実証実験で

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東亜道路工業は、路面に直接設置できる太陽光発電舗装システムを、長野県上田市のシェアサイクルポートに設置した、と発表した。

小規模システム、設置スペースや景観・安全性もヨシ

太陽光発電パネルを路面に直接設置 シェアサイクルの充電に、長野県のドコモ実証実験で(画像:東亜道路工業)
太陽光発電パネルを路面に直接設置 シェアサイクルの充電に、長野県のドコモ実証実験で(画像:東亜道路工業)

 東亜道路工業は、同社が販売している、路面に直接設置できる太陽光発電パネルと蓄電池を併用した太陽光発電舗装システム「Wattway Pack」について、長野県上田市のシェアサイクルポートへの設置工事を行った、と発表した。

 Wattway Packは2022年6月に販売開始した。

 今回の設置は、エヌ・ティ・ティ・コムウェアが、ドコモ・バイクシェアなどとともに2022年11月から開始した「グリーンエネルギーを活用したシェアサイクルシステムの実証」において、同社のデータ分析・活用基盤の連携検証設備としてWattway Packが採択されたことによるもの。

 実証場所である上田市観光会館のシェアサイクルポートへの設置工事を行った。

 Wattway Packは小規模の独立電源システムであり、設置スペースや景観・安全性に優れている。市街地や公園において、サイクリングロードや電動モビリティなどの充電スポットとして適用可能なソリューションという。

 同社は、SDGsに寄与する技術として太陽光発電舗装システムのさらなる普及を目指すとしている。

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