豊田合成、動物性の本革を使わない「合成皮革ハンドル」を開発、LEXUS RXに採用
豊田合成が、トヨタ自動車から発売された「LEXUS RX」のレザーフリーパッケージに同社の合成皮革ハンドルが採用されたことを発表した。
汗などからの表面劣化を防止
豊田合成(愛知県清須市)はこのたび、同社が開発した動物性の本革などを使用しない合成皮革ハンドルが、トヨタ自動車から発売された「LEXUS RX」のレザーフリーパッケージに採用されたことを発表した。
合成皮革ハンドルは
・動物愛護
・環境問題
などへの配慮から、米国・欧州などを中心にニーズが高まっている。
今回採用されたハンドルは、繊維メーカー・セーレンの協力のもと、開発された。表面に特殊な塗膜を施すことで、滑らかでしっとりとした触感を与えたほか、汗や化粧品などの成分から表面の劣化を防ぐことができる。