運転初心者には恐怖ゾーン? 「片側3車線」で事故を起こさないための「3つの心得」とは
片側3車線道路は走行車両が多い分、車線変更の際などはいっそうの注意が必要となる。事故も少なくない。苦手意識を持つ運転初心者が、気を付けるべきこととは?
1. 基本的には左か中央の車線を走行

片側3車線の道路でまず悩むのが、どの車線を走行するべきかという点だ。
なるべく効率的に進行したいところだが、交通ルールも当然守らなければいけない。
片側2車線の高速道路では、左側が通常の走行の際に使用する「走行車線」、右側が前車を追い越す際に使用する「追越車線」となる。
厳密な距離の規定はないが、追越車線をずっと走行するのは交通ルール違反となるため、追越車線はあくまで追い越しをする際にだけ使用することになっている。
それでは片側3車線の場合、車線のルールはどうなるのか。片側3車線では一番右側が追越車線で、左側の車線と真ん中が走行車線となる。厳密には、一番左側が「第1走行車線」真ん中が「第2走行車線」と呼ばれる。
片側3車線でも、走行車線と追越車線のルールは片側2車線道路と同様となる。よって、普段は一番左側か真ん中の車線を走行するようにするのが望ましい。
左側の車線を走行するか、真ん中の車線を走行するかは、交通量や周囲の車の位置などを考慮して、なるべくプレッシャーやストレスの掛からないように選択するのが良いだろう。