運転初心者には恐怖ゾーン? 「片側3車線」で事故を起こさないための「3つの心得」とは

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片側3車線道路は走行車両が多い分、車線変更の際などはいっそうの注意が必要となる。事故も少なくない。苦手意識を持つ運転初心者が、気を付けるべきこととは?

全国で増えている「片側3車線」

片側3車線道路のイメージ(画像:写真AC)
片側3車線道路のイメージ(画像:写真AC)

 年々進化する日本の交通事情・道路事情。より便利で快適な運転・移動ができるよう、各地で新設や改修が行われている。

 それに伴い、道路の車線数も全体的に増加してきた。有料区間の高速道路では、約8割が片側2車線以上ある道路になっており、スムーズな走行に寄与している。

 加えて、都市部の一般道や高速道路では、片側3車線の道路も増えている。ぜいたくに設けられた幅員を走るとき、のびのびとした運転の醍醐味を感じて高揚感に浸ってしまうのは、筆者だけではないだろう。

 ただ一方で、3車線での運転に慣れていないと、車線どりや周囲の車との距離感に戸惑ってしまうこともある。変に緊張して運転がギクシャクし、周囲の車に迷惑を掛けてしまうことも間々ある。ともすれば事故を誘発しかねない。

 片側3車線の道路を安全かつスムーズに走行するためには、3車線ならではのポイントがいくつかある。それらをしっかり押さえれば、2車線道路と同様の心持ちで運転できるはずで、かなり重要になる。

 そのポイントを三つに絞って、あらためて確認していきたい。

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