暴力的なワイルドさ! スポーツカー「シェルビー・コブラ」を襲った知られざる苦難と奮励ヒストリーをご存じか

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キットカーの人気モデル、シェルビー・コブラ。その歴史は、アメリカを代表するレースカーを目指した苦難と奮励に彩られている。

今も世界的人気を誇る必然の歴史

FIAロードスターをベースに流麗なクーペボディを得たエボリューションモデル。世界チャンピオン獲得の立役者(画像:守山進)
FIAロードスターをベースに流麗なクーペボディを得たエボリューションモデル。世界チャンピオン獲得の立役者(画像:守山進)

 1963年以降、シェルビー・コブラは世界耐久選手権におけるGTクラスの制覇を目標に掲げ、常に戦いの場にあった。

 ここでの宿命のライバルだったのは、フェラーリとアストンマーチンである。そして1965年、前年の終わりから実戦投入していた、空力スペシャルというべきシェルビー・コブラ・デイトナクーペの活躍によって、待望の世界タイトルを手中に収めた。

 シェルビー・コブラとそのレプリカキットカーが世界的に高い人気を誇っているのは、こうした国際的なモータースポーツのヒノキ舞台で残した素晴らしい成績、その過程で見せた強力なライバルとの熾烈(しれつ)な戦いの記憶ゆえである。

 単にワイルドで暴力的な印象で人気を集めているなどと思ったら、それは大きな間違いである。

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