東芝インフラシステムズ 台湾高鐵の電設更新を受注 機器は東京の府中などで製造

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東芝インフラシステムズが現地法人経由で台湾高速鐵路から電気設備機器の更新設備・設置工事を受注した。変電所7か所の監視制御を行う配電盤と、駅・車両基地の遠隔制御装置の製造・設置・切替工事を担当する。

2022年度上期から順次納入

台湾高速鉄道の700T型電車(画像:東芝インフラシステムズ)。
台湾高速鉄道の700T型電車(画像:東芝インフラシステムズ)。

 東芝インフラシステムズは2021年5月10日(月)、台湾高速鐵路から、東芝エレクトロニクス台湾社経由で電気設備機器の更新設備・設置工事を受注したと発表した。

 台湾高速鐵路は、台北~高雄間の約350kmを最速約1時間半で結ぶ高速鉄道を運営している。今回受注したのは、左営駅から嘉義駅までの区間93.6kmにある変電所7か所の監視制御を行う配電盤と、駅・車両基地の遠隔制御装置の製造・設置・切替工事だ。

 製造は東芝インフラシステムズの府中事業所(東京都府中市)を中心に行い、2022年度上期から順次納入される計画だ。

 東芝インフラシステムズは、2000(平成12)年に日本企業連合が受注した台湾高速鉄道プロジェクトにおいて、車両電気品のほか変電、運行管理、通信、保守管理の各システムなどを担当。あわせて、2007(平成19)年の開業以来、これら納入設備やシステムのメンテナンスを東芝インフラシステムズ台湾社と共同で行ってきた。

 東芝インフラシステムズは、台湾では高速鉄道以外にも、台湾鉄路管理局の通勤電車向け電気品の納入などで実績がある。