1ミリ以下の動きも検出可能! ボルボがつくった精密レーダーは子どもの「車内置き去り」を根絶できるか
来る2022年11月に発売されるボルボのSUV「EX90」。ピュアEVであると同時にボルボの事実上のフラッグシップとなるこのクルマには、非常に多くの最新安全デバイスが装備されているのが特徴だ。
車内を監視する精密レーダー

さらにEX90のハイテク・デバイスはこれだけではない。
車内を監視モニタリングするシステムとして、車内に幼児やペットなどが取り残されることを防止する精密レーダーも搭載される。
これは、たとえば幼児の呼吸に伴う胸の動きといった1mm以下の動きさえも検出可能な極めて高精度なレーダーであり、キャビンはもちろんのこと、後部のラゲッジルーム内もカバーすることができる。
夏場などに車内に子どもが放置された結果、重大な事故となるのは、その多くがドライバーの不注意や「短時間だから」といった安易な判断ミスが原因である。
ここに警報デバイスが介入することで、そうした安易な判断に対して「冷静に考えるタイミング」を与える上で大きな役割を果たすことができるだろう。
EX90でのこのデバイスは、クルマを停止しドアをロックするタイミングで車内をスキャン。子どもやペットの存在を感知した場合は、ドアロックを無効化するとともに車内を確認する旨の警報を発し、ドライバーに行動を促すというシステムとなる。
ちなみに、これはEX90とは直接関係ない話ではあるのだが、こうした車内監視警報デバイスは自家用車以外にも、たとえば保育園や幼稚園の送迎バスなどでの車内への取り残し/閉じ込め事故を防ぐ上でも極めて有効であると言って差し支えない。
個人的にはむしろそちらの方が採用という意味では優先事項ではないかと考える。