アクセル踏み間違い事故、じつは高齢者より「若者」が多かった? 重大事故を回避する分かれ目とは何か
高齢ドライバーによる交通事故というと、アクセルとブレーキの踏み間違いによるものを思い浮かべる人が多いだろう。しかしこの踏み間違い事故は、決して高齢者特有のものではない。
運転不慣れな若者が操作ミスか?

もちろん、車両単独や人対車両では変わらず65歳以上が多いのだが、条件次第で数字自体が変わってくる。これは一体、何を意味しているのだろうか?
若年ドライバーの間でペダルの踏み間違いによる軽微な事故が少なくない背景にあるのは、おそらくは運転自体に不慣れで単純に操作を誤る例が多々あるということだろう。
その上で死亡・重傷事故に至らないのは、即座に間違いに気付いて行動を修正したことで、大事には至らなかったということなのかもしれない。
同じ踏み間違いでも、運動能力の高い若年層と高齢層とでは、その後のパニックに陥る危険性に違いがあるということである。
さらにこのデータには、個々の事故の内容についての考察もある。
そこで多くの場合に見ることができるのは、急いでいた、急いでいたゆえに安全確認が疎かになった、不注意が原因で前車に接近しすぎ少しパニックになった、周りの状況を勝手に判断し結局それが誤りだった、パニックの結果状況がさらに悪化したといった……など。
ここでは、ドライバーの年齢はあまり違いがなかった。
要するに、ペダルを踏み間違えることにおいて年齢はあまり関係がなく、それが重大事故に至るかどうかにこそ、年齢が大きく作用していたということが、別の検証でも明らかになったということである。
それでは、こうした事故を未然に防ぐためにはどうすればいいのか?