新横浜駅へのアクセスが飛躍的にアップ! まだまだ知られていない「相鉄・東急直通線」の開業効果とは
相鉄・東急直通線レール締結式が7月15日、開催された。開業は2023年3月を目指している。いかほどの効果があるのか。
「神奈川東部方面線」とは何か

鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は、都市鉄道等利便増進法に基づく「神奈川東部方面線」として、相模鉄道(相鉄)本線西谷駅を起点とした相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線の建設を進めてきた。
各線の事業費については、国、神奈川県、横浜市、鉄道・運輸機構が3分の1ずつ負担。相鉄と東急電鉄(東急)が施設使用料(受益相当額)を鉄道・運輸機構に支払う仕組みである。
相鉄・JR直通線は2019年11月30日に開業。西谷~羽沢横浜国大間は相鉄の相鉄新横浜線、羽沢横浜国大~新宿・池袋方面間はJR東日本の東海道本線の別線(羽沢横浜国大~大崎間)、埼京線(大崎~新宿・池袋方面間)を経由する。
一方、相鉄・東急直通線は西谷~日吉間をさし、相鉄新横浜線羽沢横浜国大~新横浜(現時点仮称)間、東急の東急新横浜線新横浜~日吉間の建設工事を進めた。
2022年7月15日に、神奈川東部方面線(相鉄・東急直通線)レール締結式を開催、2023年3月の開業を目指している。開業後、東急の東横線および目黒線、東京メトロの副都心線および南北線、都営地下鉄の都営三田線などに直通することで、新しい都心直通ルートが生まれる。