なんと一般人の4割がEV・PHEVに関心! ただし予算は「250万円未満」、この現状に日本市場は迅速対応できるか
消費者の40%超が、将来的にPHEV・EVを購入したいと考えている。購入予算総額は250万円未満、5年後のリセールバリューは30%以上と筆者。所有者の属性を見ると、地方よりも都市在住者の方が購入意向が若干高くなっている。
PHEV・EV普及に向けて

各社の電動化戦略も出そろい、さまざまな選択肢が増えていくことが期待されるなかで、消費者の40%超が将来的にPHEV・EVを購入したいと考えていることは、わが国の市場における潜在的な需要が十分にあることを示すものと言える。
これらの潜在的な需要を確実に刈り取るためには、従前からも言えわれていることではあるが、
・車両購入価格(の高さ)
・脆弱(ぜいじゃく)な充電インフラ
という2点を解決することが必須だ。
さらに、全てを満たすことが必要条件ではないものの、消費者がPHEV・EVに関して「望むこと」を、いま一度、検証してみると
・購入予算総額:250万円未満
・5年後のリセールバリュー(再販価値):30%以上
・ボディタイプ:軽自動車・コンパクトカー・ミニバン
・満充電時の航続距離:500km以上
・自宅での充電
・外出先での10分以内の急速充電
という結果となった。
これらの、ひとつひとつについては、必ずしも夢物語ではなく、自動車業界を挙げた努力による実現が期待できる。このことは、近い将来において、わが国においても魅力的な市場が形成される可能性が十分にあることの示唆だ。