太陽光発電だけで「年間7000km」も走行? 日産車のソーラーパネルEV、実現性を担当者に直取材してみた

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カーボンニュートラルに向けて話題となる電力発電のひとつが「太陽光発電」。住居での普及は進みつつあるが、クルマに関してはどうなのか。最新の開発最前線を取材した。

車に太陽光パネル、思いがけず高効率?

日産「e-NV200」をベースにした太陽光パネル実証車両(画像:Merkmal編集部)
日産「e-NV200」をベースにした太陽光パネル実証車両(画像:Merkmal編集部)

 実際に実証実験を行う中での、こんなエピソードも明かしてくれた。

「(実証車両には)走行しながらリアルタイムで発電状況を確認できるインターフェイスが搭載されている。太陽光パネルに関しては、晴天の状況でもあまり暑過ぎると充電効率は落ちる傾向があるが、クルマに装着されている場合だと、走行中は風による冷却効果があり、充電効率がよくなる傾向が見られた」

「また、太陽が当たっている場所であれば、渋滞中でも充電することが可能なので、混雑していることへのイライラが少ないというのも実験を通じての発見だった。駐車場も、あえて屋根のないショッピングセンターの屋上などを選んでみるなど、ドライバーの心理変化も楽しめるような使い方を、商品開発と併せて模索していけたらと考えている」

 まだ具体的な年次の話はできない、現時点では研究開発レベル、としつつも、技術革新が進めば大きな可能性を秘めている要素技術だ、と明るく話した研究所担当者の言葉が印象的だった。

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