中古車ブームに新たなトレンド到来 レトロ懐かしい「リノベカー」とは何か? そしてなぜ注目を集めるのか

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さまざまな販売スタイルがある中古車。その中で、販売業者が独自に手を加えたカスタムカーの一種「リノベーションカー」が注目を集め始めている。その魅力とは?

販売業者が独自の手を加えたカスタムカー

2017年3月のウェブサイト「Renoca」開設に併せて発表されたモデル「コーストライン」(左)と「フェニックス」(画像:フレックス)
2017年3月のウェブサイト「Renoca」開設に併せて発表されたモデル「コーストライン」(左)と「フェニックス」(画像:フレックス)

 中古車にはさまざまな販売スタイルがある。

 最もシンプルなものは個人間の売買で、この場合は車両の整備は売り手次第である上に基本的に保証は付かない。現状販売というやつである。

 一方その対局にあるものはといえば、一般にアプルーブドカーと呼ばれているものであり、自動車メーカーが定めた規程に従って良質なベースモデルを選択した上で特に入念な整備を行い、保証付きで販売されるというもの。

 現在市場で流通している中古車はピンとキリとの差が極端ではあるが、おおむねこの間のレベルで、仕入れ価格、整備コスト、市場での需要と販売価格等を検討した上で商品化されていると言って良いだろう。

 もちろん中には貴重な輸入車やヒストリックカーなど、特に修復に多大なコストを掛けたフルレストア車などもあるが、これは例外中の例外というべきレアケースだと言って良いだろう。

 一方、昨今注目を集めている中古車の販売形態に「リノベーションカー」がある。

 これは中古車をベースに、販売業者が独自に手を加えたカスタムカーの一種であり、内外装に対して既存のモデルにはない個性を持たせているのが特徴である。