自動車「任意保険」未加入はなんと10%! 自賠責の代わりに「義務化するべき」は暴論か、それとも真実か
日本の自動車は10台に1台の確率で、任意保険に入っていない。バイク(原付除く)に至っては2台に1台が入っていない。このような状況で本当にいいのか。
任意保険は義務化するべき?

未加入車、無保険車から自身や家族を守るには、任意保険の内容を精査し、万が一に備えるしかない。一方、無保険車に対する罰則が他の道路交通法と同様にいまだ軽いとしか思えない状況は国として正すべきだろう。
また未加入車による被害者の泣き寝入りを防ぐためにも、一般会計化されて使い道が不明瞭かつ、財務省から6000億円も返金されていない自賠責の現状を鑑みれば、任意保険そのものを
「自賠責の代わりに義務化するべき」
ではないだろうか。
無保険はそもそも違法で言語道断だが、この概況で改めて浮き彫りとなった「10台に1台が任意保険に入っていない」という恐ろしさを国は再認識すべきであり、いち早く対策に取り組むべきだ。
国土交通省は対策の一環として誰でもが通報できるサイト「無車検車・無保険車通報窓口システム」を開設、広く一般市民からの協力を呼びかけている。無車検車、自賠責の無保険車がいた場合は通報フォームをダウンロードの上で、電子メールおよびFAXで通報できるので、万が一の場合は活用してほしい。