鳥取県知事が難色 特急「1時間に1本」自民県連政調会の提出案は一体どこが問題なのか?

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自民党鳥取県連政務調査会がまとめた、鳥取県内の鉄道利便性向上に向けた調査結果が話題に。調査では、特急が1時間おきに発着する独自ダイヤの再構築案を示している。

提案された「ダイヤ改変」

スーパーはくと(画像:写真AC)
スーパーはくと(画像:写真AC)

 自民党鳥取県連政務調査会がまとめた、鳥取県内の鉄道利便性向上に向けた調査結果が話題となっている。これは、JR西日本が赤字路線の収支を公表したことを受け、鳥取県と同社との協議に使う目的で行われた。

 そんな調査結果がなぜ話題となっているのか。それは姫路~鳥取、鳥取~米子、岡山~米子間で、特急が1時間おきに発着する独自ダイヤの再構築案を示しているためだ。

 この案では、次のダイヤ改変が提案されている。

・倉吉、鳥取~京都間のスーパーはくとを姫路折り返しに変更。途中の相生で新幹線と接続させて便数を増やし、京阪神への所要時間を30分~1時間短縮する。
・スーパーはくとを米子まで延伸
・スーパーまつかぜ(鳥取~米子、益田)と、スーパーおき(鳥取、米子~新山口)は米子~出雲市間の運行を取りやめ、やくも(岡山~出雲市)に一本化
・姫路~鳥取、鳥取~米子、岡山~米子間で特急がいずれも1時間おきに発着するダイヤを編成

 このほか、

・特急料金の低料金化
・立ち席料金の低価格設定

などで料金負担を削減。全体で必要な乗務員数は変わらないため、JR側の大きな負担にはならないとしている。