「すぐ劣化する」「使い物にならない」 中古EVは本当に“二束三文”なのか? 北欧1366台調査で明らかになった「バッテリー寿命の真実」

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スウェーデンで1366台のEV・PHVを調査した結果、10台中8台のバッテリーが元容量の90%以上を保持。中古EVの寿命や価値に対する懸念を覆し、長期保有でも経済的メリットが明確になった。

世界展開モデルの優位性

テスラのロゴマーク(画像:テスラ)
テスラのロゴマーク(画像:テスラ)

 最も優れたバッテリーを搭載するBEVのトップ10は、

・起亜・EV6
・起亜・e-ニロ
・テスラ・モデルY
・オペル・モッカe
・マツダ・MX-30
・アウディ・Q4 e-tron
・フィアット・500e
・ボルボ・XC40 リチャージ
・シトロエン・E-C4
・フォルクスワーゲン・ID.4

の順であった。この調査はスウェーデン国内を対象としており、評価対象のすべてのモデルが日本で販売されているわけではない。しかし、上位にランクインした多くのモデルは世界的に販売されている車種である。

 バッテリーセルの冷却など先進技術の進歩により、現行EVのバッテリー劣化は非常にゆっくり進むことが示されている。今回の調査結果もその傾向を裏付け、中古EVバッテリーはすぐに劣化するという従来のイメージを覆す内容となった。

 Kvdbilのテストマネージャー、マーティン・ラインホルドソン氏は、数年使用した後でもほとんどの充電式バッテリーは十分に使用可能だと説明する。さらに、ドライバーが適切な充電パターンを実践すれば、バッテリー寿命をさらに延ばすことも可能である。

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