「すぐ劣化する」「使い物にならない」 中古EVは本当に“二束三文”なのか? 北欧1366台調査で明らかになった「バッテリー寿命の真実」
スウェーデンで1366台のEV・PHVを調査した結果、10台中8台のバッテリーが元容量の90%以上を保持。中古EVの寿命や価値に対する懸念を覆し、長期保有でも経済的メリットが明確になった。
EV普及の現状

地域差はあるものの、電気自動車(EV)の普及は着実に広がっている。充電インフラの整備が進み、購入に対する心理的なハードルは徐々に下がりつつある。
しかし一方で、バッテリー劣化への懸念は依然として根強く、EVの中古価格は同年代のガソリン車と比べて低めに推移する傾向がある。
日本のネット上でも、中古EVは
「バッテリーがすぐ劣化する」
「中古では使い物にならない」
といった投稿が目立ち、こうした不安や情報不足がバッシングの背景になっている。
では、EVは年式を重ねると価値が大きく下がるのか。スウェーデンの自動車ブローカー「Kvdbil」が2025年10月に発表した調査は、その見方を覆す結果を示した。EVやプラグインハイブリッド車(PHV)のバッテリー寿命は想像以上に長く、安心して長期間利用できることが明らかになった。