BYDを急追! 中国シャオミのEVは日本の「クルマ愛着文化」をどう変えるのか?

キーワード :
, ,
スマホ大手のシャオミとファーウェイがEV市場に本格参入。量産型BYDとの競争は「ハード対ソフト」の新構造を生み、OS統合や体験重視の戦略で中国市場を席巻、次世代モビリティの方向性を示す。

継続的進化と収益化

Huawei製Harmony OSを搭載したAITO M5。様々なスマート技術に対応している(画像:AITO)
Huawei製Harmony OSを搭載したAITO M5。様々なスマート技術に対応している(画像:AITO)

 スマホメーカーによるEV戦略の核心は、Software-Defined Vehicle(SDV)モデルにある。自社開発OSであるHyperOSやHarmonyOSによる統合は、ソフトウェアを通じた価値提供を可能にし、他社には模倣できない差別化の源泉となっている。

 さらに、SDVモデルでは、納車後もOTA(Over-The-Air)アップデートにより機能が継続的に進化する。アプリやサブスクリプション、各種サービスを通じて、持続的な収益化も可能となる。

 これは、新車販売による単発の利益に依存してきた従来の自動車ビジネスからの大きな転換点である。加えて、運転支援や自動運転などの機能も進化しており、「走る」性能だけでなく、「賢くなる」という新たな価値軸でEVを差別化している点が特徴だ。

全てのコメントを見る