「全部盛り」で大人気――ホンダ・ヴェゼルが「SUV新車販売1位」を獲った根本理由【リレー連載】ハイブリッド・ア・ゴーゴー!(12)

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本田技研工業のコンパクトSUV「ヴェゼル」は、2024年上半期SUV新車販売台数1位、2025年も月間5000台ペースを維持。都市とアウトドアを両立する利便性と、手の届く価格帯に充実のハイブリッド性能を備え、幅広い層から支持を集める。

「選べる価格、拡がる魅力」ヴェゼルの価格戦略の妙

2代目はより力強いイメージに(画像:本田技研工業)
2代目はより力強いイメージに(画像:本田技研工業)

 ヴェゼルの新車価格は、エントリーモデルから最上位グレードまで幅広く設定されており、用途や装備レベルに応じて選べる柔軟性がある。2024年モデル時点では、メーカー希望小売価格がおおよそ239万9100円から341万8800円までのレンジで展開され、2025年型では275万~396万円程度まで幅が広がった。これにより、初めてSUVを購入する層から、上級仕様を求めるユーザーまで、幅広い層に対応している。

 特に注目されるのは、ハイブリッドモデルの選択肢が充実している点だ。e:HEV Xやe:HEV Z、限定仕様を含むパッケージモデルなど、多彩なグレードが揃い、駆動方式や装備による差別化も明確。上級グレードでも400万円を切る設定で、手の届きやすさと満足度の高さを両立させている。

 こうした価格構造は、単にコストを抑えるだけでなく、

「装備や走行性能とのバランスを重視するユーザー」

に対して自由度の高い選択肢を提供する。結果として、都市生活での使いやすさやアウトドアでの実用性、燃費効率や走行性能など、ヴェゼルが備える多面的な魅力を、幅広い層が手に取りやすい形で享受できる戦略となっている。

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