「全部盛り」で大人気――ホンダ・ヴェゼルが「SUV新車販売1位」を獲った根本理由【リレー連載】ハイブリッド・ア・ゴーゴー!(12)
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本田技研工業のコンパクトSUV「ヴェゼル」は、2024年上半期SUV新車販売台数1位、2025年も月間5000台ペースを維持。都市とアウトドアを両立する利便性と、手の届く価格帯に充実のハイブリッド性能を備え、幅広い層から支持を集める。
都会派と躍動感を融合したSUVスタイル

ヴェゼルは、ホンダが掲げるクーペライクなSUVという新しいスタイルを体現したモデルとして誕生した。SUV特有の力強いプロポーションを持ちながら、流麗でスポーティなルーフラインを描くボディデザインが特徴で、都市の景観に自然に溶け込みつつ、日常と冒険をシームレスにつなぐ印象を与える。
初代ではSUVの下半身とクーペの上半身を融合させた「クロスオーバーデザイン」を採用し、2代目(現行型)では水平基調のシルエットで安定感と上質感を強調。サイドにはシャープなキャラクターラインを配し、リアには一文字型LEDランプを採用してワイドな印象を際立たせた。最低地上高を確保しつつ全高を抑えることで、走破性と都市での扱いやすさの両立も実現している。
デザインは見た目の美しさにとどまらず、空力性能や居住性にも直結。ホンダ独自のセンタータンクレイアウトにより室内空間を広く確保し、快適な座席配置や荷室の利便性を提供。街乗りでも長距離ドライブでも快適性を損なわない工夫が施されており、デザインと実用性が高次元で両立している点も、ヴェゼルの人気を支える要素となっている。