「全部盛り」で大人気――ホンダ・ヴェゼルが「SUV新車販売1位」を獲った根本理由【リレー連載】ハイブリッド・ア・ゴーゴー!(12)

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本田技研工業のコンパクトSUV「ヴェゼル」は、2024年上半期SUV新車販売台数1位、2025年も月間5000台ペースを維持。都市とアウトドアを両立する利便性と、手の届く価格帯に充実のハイブリッド性能を備え、幅広い層から支持を集める。

電動とエンジンの融合が生む“知能的走り” ─ ヴェゼルのe:HEVシステム

ホンダ独自のe:HEVシステムにより燃費効率を最大化(画像:本田技研工業)
ホンダ独自のe:HEVシステムにより燃費効率を最大化(画像:本田技研工業)

 現行型ヴェゼルに搭載されるハイブリッドシステム「e:HEV」は、ホンダが独自に開発した2モーターハイブリッドである。モーターとエンジンの役割を走行状況に応じて自動で切り替え、滑らかかつ力強い走りと高効率な燃費性能を両立させる。

 基本構成は1.5L直列4気筒エンジンに駆動用モーターと発電用モーターを組み合わせ、EV走行・ハイブリッド走行・エンジン走行の3モードを状況に応じて最適化する。市街地では主にモーターのみで駆動し、静粛性と瞬時のトルクを確保。加速や登坂ではエンジンで発電しつつモーターを補助し、高速走行ではエンジンが直接駆動する構造だ。

 これにより、アクセル操作に応じた自然でリニアな加速感が実現され、ドライバーは操作感に違和感を覚えない。また、減速時には効率的に回生エネルギーを利用し、燃費性能を最大化。都市走行からロングツーリングまで幅広く対応できるため、快適性と環境性能を両立させた“知能的な走り”を提供する。

 e:HEVの採用により、ヴェゼルは都市と郊外の多様なシーンでドライバーの意図に応じた走行性能を発揮するモデルとして、評価を高めている。

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