ホンダ電動バイクが28台炎上! はたして「EVは大丈夫」なのか? 郵便局事故が示すリチウムイオン火災の危険性

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日本郵便のEVバイク火災を契機に、リチウムイオンバッテリーの危険性が浮き彫りとなった。世界で普及が進むEVでも、米国では1台の火災消火に約22tの水を要する事例があり、国内導入拡大に安全対策が急務となっている。

EVバッテリー消火の現実

日本郵便(画像:写真AC)
日本郵便(画像:写真AC)

 ホンダの着脱式バッテリーと同様の構造は、電動自転車でも広く採用されている。近年はリチウムイオンバッテリーが主流で、ホンダのバッテリーもこれに該当する。

 リチウムイオンバッテリーはエネルギー密度が高く寿命も長い。しかし、衝撃や高温、振動などで内部がショートし、突然炎上することがある。今回のホンダの事故もこのケースに当たる。さらに危険なのは、燃えているリチウムイオンバッテリーに水をかけると化学反応で火の勢いが増す点だ。

 では、着脱式バッテリーが燃えた場合、どう対処すればよいのか。東京消防庁はその方法を示している。まず、火花や煙が激しく噴出している場合は近寄らない。勢いが収まったら、大量の水や消火器で消火する。消火後も内部で燻ることがあるため、安全に配慮し可能であれば水没させるのが望ましい。

 ポイントは、大量の水であればリチウムイオンバッテリーでも消火可能な点だ。火災部分に十分な水をかけ続ければ消火できる。消火器であればさらに効果的だが、身近にない場合は水で初期消火を行うことが延焼防止に直結する。一次消火後も内部で発熱する可能性があるため、消火後には水没させて安全を確保する。

 バッテリー火災は突然発生するため、全ての火災に対応できるわけではないが、対処法を知っておけば万が一の際に役立つ。

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