「かわいい」だけじゃもう買わない! 女性ドライバーが密かにチェックする“購入ポイント”をご存じか
「かわいい」だけでは測れない――女性のクルマ選びは軽自動車38%保有、SUV人気も上昇する中、運転の快適性や燃費、ライフスタイルとの適合など多角的な基準で判断される時代に突入している。
女性向け車選びの新潮流

日本の“かわいい”文化は世界中に広がっている。ネット上では「kawaii(カワイイ)」が、21世紀に入って最も広まった日本語とされ、世界各地で共通語として使われている。この「かわいい」は女性のクルマ選びにも影響を与えている。
ナイル(東京都品川区)が2022年8月に行った調査では、小学生以下の子どもを持つ女性1188人に「車を選ぶ際の決め手」を尋ねたところ、23.3%が「デザイン・外観」と回答した。その理由として「見た目がかわいいこと」が挙げられている。
トヨタカローラ博多(福岡県福岡市)のウェブサイトによると、車の見た目がかわいくオシャレで、比較的コンパクトなサイズの車が一般的に「女性向けの車」とされている。見た目のかわいさを追求するため、車体の色をビビッドにしたりパステルカラーを揃えたりするなど、カラーバリエーションを豊富に用意するケースも多い。
曾澤まりえ氏・大野実氏による論文『「かわいい文化」の背景』では、「かわいい」は
「消費活動」
と直結していると指摘される。注目されていなかった商品にかわいいデザインやデコレーションを施すことで、前年より4割売り上げを伸ばした例もあるという。
こうした背景から、女性のクルマ選びには「かわいい」ことが重要な要素のひとつとなっている。しかし近年では、見た目のかわいさだけでなく、別の理由も選択に影響している。では、実際に女性はどのような理由でクルマを選んでいるのだろうか。