TVK「クルマでいこう」 情報過多の時代に輝く40年超の信頼! 親子2代で愛される理由とは

キーワード :
40年以上続くtvK「クルマでいこう!」は、岡崎五朗・藤島知子両氏による中立的な試乗レビューとメーカー取材で、年間数百件の新車評価を公開。視聴者は購入判断や総所有コストを合理的に検討でき、自動車文化理解も深まる長寿情報番組だ。

長寿自動車番組の価値

「クルマでいこう!」のロゴマーク(画像:テレビ神奈川)
「クルマでいこう!」のロゴマーク(画像:テレビ神奈川)

「tvK」の愛称で親しまれているテレビ神奈川は、2008(平成20)年4月から自動車情報番組「クルマでいこう!」を放送している。この番組は、1977(昭和52)年に放送が開始された「新車情報」の系譜を受け継ぐ長寿番組で、40年余りにわたり自動車ファンに寄り添ってきた。視聴者のなかには、親子二代で番組を見続けている家庭も少なくなく、地域に根ざした文化としての側面も強い。

「クルマでいこう!」は、モータージャーナリストの

・岡崎五朗氏
・藤島知子氏

が司会を務め、毎週関東地方のとちぎテレビ・群馬テレビでも放送され、関西地方では三つの地方局でも放送されている。放送終了後はtvK公式YouTubeでも配信され、

・若年層の視聴者
・遠方の視聴者

にもリーチできる体制が整っている。YouTubeを通じての視聴では、コメント欄での交流や質問投稿が可能となり、番組と視聴者の距離が以前より近くなった点も特筆できる。

 現代は情報過多の時代だが、「クルマでいこう!」は

・試乗レビュー
・メーカーインタビュー

を通じて、信頼できる情報を提供する希少な存在として位置付けられる。視聴者は番組を通じて、新車購入や車選びの判断材料を得るだけでなく、国内外の自動車産業の動向や技術革新、デザイン哲学に至るまで幅広く理解を深めることができる。

 このように、単なる情報番組ではなく、自動車文化の形成や知的好奇心を刺激する教育的役割も担っている点が特徴的だ。

全てのコメントを見る