TVK「クルマでいこう」 情報過多の時代に輝く40年超の信頼! 親子2代で愛される理由とは

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40年以上続くtvK「クルマでいこう!」は、岡崎五朗・藤島知子両氏による中立的な試乗レビューとメーカー取材で、年間数百件の新車評価を公開。視聴者は購入判断や総所有コストを合理的に検討でき、自動車文化理解も深まる長寿情報番組だ。

自動車情報番組の系譜

三本和彦『三本和彦、ニッポンの自動車を叱る』(画像:二玄社)
三本和彦『三本和彦、ニッポンの自動車を叱る』(画像:二玄社)

 tvKによる自動車情報番組の系譜を遡ると、前述のとおり、1977年に放送が開始された「新車情報」が草分け的存在となっている。司会は、モータージャーナリストの三本和彦(1931~2022年)氏が27年9か月にわたって務め、放送回数は1448回に及んだ。2005(平成17)年4月の放送終了時点で三本氏は73歳であったが、その生涯にわたる番組への情熱は、視聴者や業界関係者の間で今も語り継がれている。

 三本氏の名司会者ぶりは、自動車ファンのみならず、業界関係者にも高く評価されていた。

・辛口コメント
・鋭い質問

で開発者に迫る場面は、娯楽性や情報提供にとどまらず、視聴者に

「製品の本質を見抜く視点」

を提供する役割を果たした。こうした信頼性や専門性が、独立UHF放送局制作番組としては異例の長寿を支えた理由のひとつといえる。

 三本氏は東京新聞の写真部記者としてキャリアをスタートし、自動車雑誌「カーグラフィック」の写真撮影も手掛けた。1970(昭和45)年にフリーランスのモータージャーナリストとなり、1977年から「新車情報」の司会者となった。その後番組終了とともにメイン司会は岡崎五朗氏へ継承された。岡崎氏も、父親(岡崎宏司氏)譲りの鋭い観察眼と丁寧な試乗評価により、視聴者に安心感と納得感を与えている。

 2005年から放送された「新車ファイル クルマのツボ」が3年間放送され、2008年4月には放送時間が30分に短縮されて「クルマでいこう!」にリニューアルされた。番組構成は旧来の「新車情報」を踏襲しつつも、語り口は

「よりマイルド」

になり、視聴者層を広げることに成功している。長寿番組としての制作姿勢は、情報の信頼性やブランド価値を支え、自動車ファンに愛される理由となっている。

 岡崎氏は、大学在学中から自動車雑誌でアルバイトを開始し、卒業と同時にフリーランスのモータージャーナリストとして活動を始めた。現在は日本自動車ジャーナリスト協会の理事を務め、視聴者や業界関係者にとっての「信頼の指標」としての存在感も確立している。

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