ヘッドレストモニターはなぜ「賛否両論」が絶えないのか? 「タブレットで十分」は本当? 4800億円市場予測を考える
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年平均成長率9.2%で拡大が見込まれるヘッドレストモニター市場。快適性を求めるファミリー層と、合理性を重視するタブレット派の間で意見は分かれる。車内エンタメを巡る「専用機 vs 汎用機」のせめぎ合いが、消費行動と製品開発の今を映し出している
工賃1万円で叶う後席快適空間

ヘッドレストモニターを支持する層の多くは、車内での快適性や娯楽性の向上を重視している。特に小さな子どもがいる家庭では、長時間のドライブ中に子どもが退屈せずに過ごせる点が大きなメリットとされている。DVDやYouTubeなどの動画を視聴できるため、子どものぐずりを防ぎ、運転手や同乗者のストレスも軽減できる。
HDMI端子やUSBスロットを使えば、スマートフォンやタブレット、ゲーム機と接続し、多様なコンテンツを楽しむことも可能だ。10インチ以上の大画面で高画質なモデルも増えており、後部座席で複数人が同時に映像を楽しめるようになってきた。実際、
「家族での長距離ドライブが快適になった」
「渋滞中も子どもが静かに過ごせるようになった」
といった利用者の声も多い。こうした利便性の高さが、今後の市場拡大を後押しすると見られている。
さらに、ヘッドレストモニターは後付けが比較的簡単で、車種を問わず導入できる点も支持される理由のひとつだ。自分で取り付けることもできるが、カー用品店などに依頼すれば、工賃1万円程度で設置が可能だ。この手軽さも、ファミリー層やレジャー利用者のニーズに合っている。