なぜ今、地方空港は「キャラ愛称」に賭けるのか?──鳥取「コナン空港」は来場者42万人を集客、大分「ハローキティ」が目指す“脱・通過型”の秘策

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全国36空港が愛称を導入する中、大分空港は「ハローキティ空港」として再出発。開始1か月で来場者数は前年比13%超増も、空港利用は微増にとどまる。万博を追い風に地域誘客の起爆剤となるか、夏が正念場だ。

空港ビル内はハローキティ一色

「大分ハローキティ空港」の愛称をつけた大分空港(画像:国土交通省)
「大分ハローキティ空港」の愛称をつけた大分空港(画像:国土交通省)

 大分空港(大分県国東市)が「大分ハローキティ空港」の愛称をつけて1か月余り。愛称効果で利用が伸びた地方空港が少ないなか、成果を上げることができるのだろうか。

 フォトスポットはサンリオキャラクターがオールスターで登場する。インフォメーションセンターや到着出口、搭乗橋など館内のあちこちにハローキティが顔を出す。大阪・関西万博の期間中(4月13日~10月13日)、大分空港はハローキティ一色で搭乗客を出迎えている。

 大分県はサンリオ子会社のサンリオエンターテイメントと連携し、万博開幕と同時に観光キャンペーンを始めた。大分空港の愛称にハローキティを入れ、国内外から誘客を図るのが狙いだ。佐藤樹一郎知事はキャンペーン開始式で「大分にも多くの外国人観光客に来てほしい」とあいさつした。

 大分空港から車で30分ほどの大分県日出(ひじ)町には、サンリオエンターテイメントが運営するサンリオキャラクターのテーマパーク「ハーモニーランド」がある。年間入場者は約50万人。知名度不足からか、大分へ遊びに来て帰るころになって存在に気づく観光客もいるそうだ。

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