なぜ今、地方空港は「キャラ愛称」に賭けるのか?──鳥取「コナン空港」は来場者42万人を集客、大分「ハローキティ」が目指す“脱・通過型”の秘策

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全国36空港が愛称を導入する中、大分空港は「ハローキティ空港」として再出発。開始1か月で来場者数は前年比13%超増も、空港利用は微増にとどまる。万博を追い風に地域誘客の起爆剤となるか、夏が正念場だ。

空港降客2.6%増の兆し

大分空港の位置(画像:OpenStreetMap)
大分空港の位置(画像:OpenStreetMap)

 大分県観光政策課によると、キャンペーンスタート後、最初の書き入れ時となったゴールデンウイーク(4月26日~5月6日)は、大分県内20の主要観光施設入場客が約48万人に達し、前年を12.9%上回った。ハーモニーランドも約3万8000人が入場し、前年比13.6%増。大分空港降客数は前年比2.6%増の約2万8000人だった。

 空港を所管する大分県交通政策企画課は

「現時点でキャンペーン効果を判断するのは早計」

と慎重な見方だが、大分県観光政策課は「スタートとしては順調といえるのでないか」とみている。

 大分県は次の書き入れ時となる夏に大分空港、杵築(きつき)駅(杵築市)、ハーモニーランドを結ぶ連絡バス運行をするほか、9月に万博会場の大分県ブースにハーモニーランドのコーナーを設けてPRする計画だ。

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