我が子の命を危険に!? 「お下がり中古車」が招く10代ドライバーの死亡リスク──製造15年超で致死率31%増、親が知るべき「安全な車選び」
死亡事故率は低年式車で最大31%増――。運転経験の浅い10代が古い車に乗るリスクが注目されるなか、研究者は「最も安全な一台を」と警鐘を鳴らす。新たな研究が示した、家庭の選択が命を左右する現実とは。
支援技術で変わる若年層の生存率

衝突回避機能や車線維持支援など、新しい運転支援技術には、事故時の傷害を大幅に軽減する効果がある。こうした技術の利点を正しく理解し、可能な限り多くの運転支援機能を備えた車両を選ぶことが望ましい。あわせて、免許を取得したばかりの若年層には、安全運転の重要性を徹底して周知する必要がある。
「私たちの研究結果は、ほかの研究結果と併せて、安全な自動車の使用法、家族への教育、そして可能な限り10代の若者がより安全な車を運転できるようにすることが重要であることに念を押しています」
と、研究を主導したチャン博士は述べている。
2025年2月に公表されたフロリダ・アトランティック大学の研究でも、南フロリダのように交通手段が限られた地域では、車で通学する大学生の事故リスクが高いことが報告された。運転経験が浅い若者ほど、安全性能の高い車両に乗るべきであり、日常的に安全運転を心がける姿勢が求められている。